
大腸カメラ検査(下部内視鏡検査)
〒305-0045茨城県つくば市梅園2丁目20番9
内科/消化器内科/腎臓内科/内分泌代謝・糖尿病内科
029-859-7060
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大腸カメラ検査(下部内視鏡検査)
大腸がんや大腸ポリープは、定期的な内視鏡検査を行っていれば、早期に発見でき、内視鏡での治療が可能な病気です。つまり、大腸がんは予防できるがんのひとつであると言えます。現在、大腸がんは女性ではがん死亡原因の第1位、男性では第3位となっています。当院では従来に比べ痛みの少ない、安心できる大腸カメラ検査を行っております。
「大腸カメラ検査は痛くて、つらい、こわい」と思っている方に、ぜひ一度当院の内視鏡を受けていただき、ここで検査をしてよかったと、安心して帰っていただきたいと思っております。大腸カメラ検査を定期的にきちんと受けることが、大腸がんの早期発見・早期治療にはとても大切です。
大腸カメラ検査では、早期大腸がん、進行大腸がん、大腸ポリープ、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)、大腸憩室症、虚血性腸炎といった疾患の診断・検査に有効です。
空気を入れる量を最小限とし、ほぼ直線的に大腸の一番奥まで到達する挿入法を行っております。これにより腸が伸びて突っ張ることが少なく、安全で体に負担の少ない検査が可能です。
小さなポリープも見逃さないよう、検査の際に十分に大腸を膨らませて観察しますが、お腹のはりをできるだけ少なくする工夫をしております。
(当院では、大腸を膨らませる際に、従来の空気ではなく、二酸化炭素ガスを使用しています。空気と異なり 腸管内にほとんど留まらず、すぐに吸収されてしまうため、検査後のお腹の張りが ほとんどありません。)
ご希望の方には、鎮静剤(静脈麻酔)が使用可能です。眠っている間に検査が終わるため、お腹の張りや痛みがとても少ないことが特徴です。検査後はリカバリールームで休憩いただいてから帰宅となります。
大腸カメラ検査は腸内をスコープで直接観察する検査ですので、下剤により腸の中をきれいにする必要があります(洗腸)。
大腸カメラ検査の流れは次の通りです。
大腸カメラ検査は予約制です。ご希望の方は、事前に外来を受診してください。
医師による丁寧な問診、腹部の触診を含めた診察後、検査日を予約します。
服用中のお薬を確認します(お薬手帳またはお薬の現物をご持参ください)。
検査前日は、検査食を20時までにお召し上りください。20時以降は絶食です。
アルコールは飲まないでください。
検査当日は、朝から絶食です。水・お茶(無糖)はお飲みいただけます。
お薬については、事前の予約時にご説明します。
朝9時から液状の下剤を1~2L内服し、腸内をきれいにします(下剤はご自宅か院内で内服します)。便の性状が黄色透明になれば、準備完了です。
検査着に着替え、点滴をします。ポリープ切除時に電気メスを使用する可能性があるため、貴金属類・湿布は外してください。
内視鏡ベッドに横になり、用手で肛門の診察後、スコープを挿入し検査を開始します。ご希望の方は点滴から鎮静剤を入れ、眠った状態で検査を行います。
検査終了後は休んでいただき、その後、医師より検査結果の説明があります。生検検査(腸粘膜や腫瘍組織の組織片を採取し、細胞レベルの精密検査に提出します)やポリープ切除(切除したポリープは、きちんと取りきれているか、また細胞の顔つきをみるために精密検査に提出します)を行った場合は、結果帰着まで約3週間かかるため、あらためて次回外来で精密結果をご説明します。
(鎮静剤使用の場合には、検査後、鎮静剤の効果を打ち消す薬を使用します。鎮静剤効果が切れるまで、しばらくお休みいただいてからの帰宅となります。)
(鎮静剤を使用した場合、当日の車・自転車の運転はできません。送迎またはバス・タクシーでご来院ください。)
※大腸カメラ検査は、大塚医師または添田医師が担当します。
大腸カメラ検査のみ | 約5,000円 |
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生検(組織検査) ×1カ所 | +4,000円 |
生検 ×3カ所 | +11,000円 |
鎮静(点滴麻酔)希望の場合 | +400円 |
※状況により、金額が前後することがあります
ポリープ切除(小さなもの) ×1カ所 | 約20,000円 |
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ポリープ切除(小さなもの) ×3カ所 | 約24,000円 |
鎮静(点滴麻酔)希望の場合 | +400円 |
※状況により、金額が前後することがあります