内分泌代謝・糖尿病内科|おおつか内科クリニック 消化器内科・腎臓内科|茨城県つくば市

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内分泌代謝・糖尿病内科

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内分泌代謝・糖尿病内科

内分泌とは、体の機能を制御するホルモン分泌を指します。代謝とは、体を維持するため日常的に体内で起こっているさまざまな化学変化のことを意味します。内分泌代謝・糖尿病内科では、それらの異常に対する治療を行います。

糖尿病

糖尿病とは、体を動かす原動力であるブドウ糖を、うまくエネルギーとして活用できなくなる状態です。摂取されたブドウ糖は血糖となりますが、体には、血糖を細胞内に取り込んで栄養として取り入れるホルモン(膵臓から分泌されるインスリン)と、逆に血糖を放出して脳を低血糖から守るホルモン(グルカゴンなど)があります。通常、血糖が高い状態(空腹時で126mg/dl以上、随時で200mg/dl以上)は、インスリンの作用が少なくて血糖を細胞に取り込めない状態を意味します。これを、糖尿病といいます。

診断

診断は、血糖が高い状態(空腹時で126mg/dl以上、随時で200mg/dl以上)を複数回認めるか、高血糖+HbA1c6.5%以上。(HbA1cとは1か月の血糖の平均点のことです。6.5%は、熱で例えるなら36.5℃のことで、血糖の熱が1か月平均的に36.5℃ということです。7.0%は37.0℃。上がれば上がるだけ、”血糖の高熱”となります。)
一般的に多いのはいわゆるメタボ関連の「2型」糖尿病ですが、稀なものとして、「1型」糖尿病(自己免疫関連、早期にインスリンが必要となることがあります)、その他要因での糖尿病(膵臓疾患由来など)があります。妊娠中に発症するものを「妊娠」糖尿病と呼びます。

治療

治療開始前に、まずは今の状況を把握し、適切な治療を検討します。健康的な食生活(いわゆる野菜中心の”粗食”)で体をいたわること、これは基本的ですがとても重要なことで、継続することは 大きなハードルですが、糖尿病のみならず体全体のメタボリックストレスを減らすことにとても大きな効果があります。まずは、生活の見直しを行い、それでも改善が少ないようなら薬物治療が検討されます。昨今、内服や注射製剤とも選択肢が増えてきました。しかし、”クスリ”は反対から読むとわかるように、”リスク”です。リスクを上回るメリットがある場合に、適切なものを、慎重に いちばん少ない量から始めてゆきます。

甲状腺機能異常

甲状腺とは、前頸部下方にある、蝶々大のサイズ・形をした臓器です。その役割は、元気ホルモンである甲状腺ホルモンを分泌することです。甲状腺が元気になると(甲状腺機能亢進症:代表はバセドウ病)、元気ホルモンが溢れ、とても元気になってしまいます。暑がりになったり、汗っかきになったり、イライラしやすくなったりします。甲状腺が元気ない状態になると(甲状腺機能低下症:代表は橋本病)、元気ホルモンが減り、活力が減ってしまいます。寒がりになったり、思考がまとまらなくなったり、脚がむくんだりします。甲状腺機能異常は、潜在的(無症状)のものを含めるとかなり高頻度(資料によっては全体の2~3%)とされ、治療が必要となることは実際にはそこまで多くありませんが、一度専門医による診察が望まれます。

受診の流れ

内分泌代謝・糖尿病内科は完全予約制です。担当は片山医師です。
ご希望の方は、まずは大塚医師の一般内科を受診してください。
診察後に医師と相談の上、内分泌代謝・糖尿病外来の予約をおとりします。